自分の好きなもの

だれそれの作ったもの。

だから、良い。
そういう風に思った事はありませんでした。
何処に行っても、良いなと思うものは
同じ様なテイストで。
バブル期に学生時代を過ごしていたけど
ブランド物を持つことにあまり執着は
なかったように思います。
洋服もきらびやかなものより、ボーダーや無地やチェックが好きでユニクロや無印良品が好きでした。
当時ユニクロは、その袋を持っているだけで、お洒落じゃないと思われていて、お洒落じゃなくてもいいけど悲しかった思い出があります。
でも、好きでした。
今、ユニクロを知らない人はいません。
ある窯元さんに行った時。
鳥肌が立つような衝撃を受けた陶器がありました。かなり個性的だけど、何処か温かみがあって。じんわり良いなぁと思える器。
それが『正陶苑のスリップウェア』
バーナードリーチのこともスリップウェアのことも知らずに、でも出会ったのです。
そして『好い』と思いました。
好いと思ったものは、ユニクロでもスリップウェアでも同じで。ただ自分の感性を信じます。
そういえば今日は七夕。久々に晴れますね。